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1.狭小地は、敷地条件が難しく、日射取得が少なくなりがちなので、少ないエネルギーで暖かさを保てる家でないと快適さを感じることができない。

2.狭小3階建ての場合、日当たりなどの関係上、1階納戸(もしくは、水廻り)、2階リビング、ダイニング、キッチン、3階に各居室のようなプランがどうしても多くなり、LDKが開放的なプランが多くなる。このため、断熱性が低いと、熱の出入りが激しく、不快な気流が発生し、暖房をつけているのに寒いと感じる家になってしまう。

以上の2点から、狭小3階建ての家を計画する場合は、断熱に特にこだわる必要があるのです。
ここで言う断熱性の高い家とは、次世代省エネ基準を達成しているだけでは、まだまだ足りないということも改めて言っておきまます。

東京で家を建てる場合、次世代省エネ基準はQ値が2.7以下であることが決められています。

しかし、これから家を建てるのであれば、Q値2.7では建ててから不満が起こるのは、目に見えています。

開放的なリビングで快適に過ごす為には、少なくても、基準値マイナス1つまりQ値1.7くらいの断熱性の家を設計した方が宜しいかと思います。

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