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本日近畿から関東甲信まで梅雨入りとなりました。

梅雨のジメジメは不快ですね。これは温度と湿度の関係により不快に感じるのです。
ここで重要な指標は、「絶対湿度」というものです。
絶対湿度とは、空気中にどの程度の水分が含まれているのかを表す指標です。
絶対湿度を測定する機器は、専門的なものです。私はネットで入手しました。

絶対湿度計測

ケストレルいう計測器です。このタイプは風速、温度、湿度、気圧センサー、絶対湿度、風量、蒸発率などの計測が可能です。

一般的に湿度60%とよく言われているものは、「相対湿度」のことです。相対湿度とは、「ある温度において、空気中に最大限含まれる水分量に対して何%含まれているか」を表しています。相対湿度100%の時に、空気より温度の低い金属や窓ガラスに触れると結露が起きます。

それでは、実際はどれくらいがいいのかというと、松尾先生の「ホントは安いエコハウス」(日経BP社)によれば絶対湿度は、夏も冬も絶対湿度12g/kgが上限ということです。松尾先生は著書の中で、「日本人は欧米人よりも比較的蒸し暑さに強い傾向がみられるので、私は絶対湿度の上限は13g/kgでも構わないと考えています。」とかかれていいますので、夏の絶対湿度は13 g/kgより下にしましょう。

 

ここで気になるのが我が家の室内環境はどうなっているのかということ。
そこで今回我が家のリビングで測定しました。

エアコンはロフトで1台稼働しております。
我が家では、夏場はロフトのエアコン1台を稼働するのみです。

絶対湿度計測

気になる測定結果は、温度26.2℃、相対湿度60.2%、絶対湿度12.82g/kgでした。

Tシャツ、長ズボンでちょうど良い感じです。少し動くと汗ばむような状態でした。
これならまあまま許容できる環境ではないかと思います。

室内が温度26℃、相対湿度60%であれば、絶対湿度13g/kg以下となります。

 

ということで、「夏場は26℃、60%」を目安にエアコンの設定をされるのが不快な環境から脱する方法です。

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