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結論
断熱性が高いと、床や壁、天井の表面温度が均一に保たれるので、快適性が増す

これは、放射という熱の伝わり方が関係しています。
太陽からの熱が、空気のない宇宙を通して地球に届くのは放射によるものです。
太陽に限らず、全ての物体が放射しています。
壁や天井、床も放射しています。
勿論、人間も放射しているので、身体から発せられる放射の量が快適性を分ける原因となります。

人間の身体の表面温度はおよそ30度〜35度です。
これに対して、壁などの表面温度が15度だと、身体から出ていく放射が増えるので寒さを感じるのです。

およその体感温度は次の式で求められます

体感温度=(室温+表面温度)÷2

室温が28度でも、表面温度が15度だと、体感温度は21度となり寒く感じるのです。

ですから、断熱性が高い家は、表面温度をしっかり保つことができるので、体感温度と室温のギャップがなく、快適に感じられるのです。

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