30代で家を建てようと思った人が、家づくりを成功させるためには、様々な壁を乗り越える必要があります。
その手助けとなるように、予算内で家づくりを成功するために守るべきポイントをまとめました!
- コストバランスを考える
- 建物の基本性能にかかわる費用は削らない
- こだわりすぎない
- 建築費とランニングコストをあわせて考える
- 見積もりの仕様を確認する
- 減額できる提案を取り入れる
- 現場に足を運ぶ
- 契約後の変更は避ける
- 助成金を利用する
- 定期的なメンテナンスを行う
予算は限りがあるものですから、有効に使うために、質を下げずに無駄なものは省きましょう。どこにお金をかけ、何を削るのかを、家族で話し合って決めると、家づくりの道標ができるので意見の衝突も避けられます。
例えば、後でリフォームできない断熱にはしっかり予算をかけて、比較的リフォームしやすい内装は普及品を使うなど。
建物の耐震性を担保する柱、梁などの構造材、建物を支える基礎、建物の快適性を左右する断熱性にかかる費用は、絶対に削らないでください。
基本性能にかかる費用をケチって、建ててから10年後、20年後に大規模な補強工事が必要になれば、かえって高くついてしまいます。
こだわりがある家づくりをもちろん応援しますが、こだわりすぎてしまうと無駄なコスト増加につながります。イメージを大事にする気持ちもわかりますが、私どもの代替案も聞いてください。工夫してより良いものをつくりあげましょう!
最初の建築費を抑えることだけに固執してしまうと、建てた後で光熱費の高い燃費の悪い家になってしまう可能性があります。建てた後の生活を考え光熱費のなるべくかからない家をつくりましょう。
見積もりが予算オーバーしてしまった場合は、仕上げ素材や設備の仕様をチェックして、コスト調整を行いましょう。とくに設備は、リフォームで交換可能なので、今必要でないものは省いてもいいかもしれません。
コストを下げる他にも、私どもからも減額できる提案を提出しますので、より良い方法で予算内に抑えられる工夫をしましょう!
実際に家を建てているのは、現場で作業する専門の職人たちです。プロとして責任を持って仕事するのは、当たり前のことですが、彼らも人間ですから、お施主様と良いコミュニケーションが築き上げられれば、さらにいい仕事につながり、家の質の向上につながります。
ただし、現場は危険が一杯なので、現場にいらっしゃる場合は、ご連絡ください。
この項目が1番重要かもしれないですね。工事が始まってからの変更は、変更内容に行き違いがあったり、工事の工程に変更が生じたりと、デメリットの方が多いです。あれこれ悩み、変更するのは契約までとお考えください。
裏を返せば、簡単に契約をせずに本当に納得してから契約する必要があるということですね。
国や東京都、各自治体から助成金が出る場合があります。年度によって変わるので、私どもも欠かさずチェックしております。ご気軽にご相談ください。
家は建てて終わりではないので、メンテナンスを行う必要があります。こまめにメンテナンスを行なっていれば、大規模な修理に至らずにすむ場合もあります。